第4回 地域防災情報シンポジウム
大震災に活用できる耐災害ICTの実現に向けて
ICTイノベーション研究センター(センター長 斉藤 和巳(さいとう かずみ))では、総務省東海総合通信局(局長 木村 順吾(きむら じゅんご))及び東海情報通信懇談会(会長 三田 敏雄(みた としお) 一般社団法人中部経済連合会会長)ほかと共催し、地域防災情報シンポジウムを本学谷田キャンパスで開催します。
静岡県立大学、岩手県立大学及び高知工科大学は、独立行政法人情報通信研究機構の新世代通信網テストベッド(JGN-X)(注1)を用いて「仮想化技術(注2) による大規模災害情報ネットワーク」の研究開発を行っています。
本シンポジウムでは、静岡県立大学、岩手県立大学及び高知工科大学との間を広域映像配信システムで結んで、次の事項について講演及び討論を行います。
- 東海地域におけるICTを活用した防災・減災の取り組み
- 今後発生が予想される東海・東南海・南海地震などの大震災に備えた情報通信基盤のあり方
- 耐災害ICTの実現に向けた方策及び今後の展望
(注1)新世代通信網テストベッド(JGN-X):新世代ネットワークの実現に不可欠な要素技術を統合した大規模な試験ネットワークを、技術評価環境(テストベッド)として広く産学官に開放し、新しいアプリケーションのタイムリーな研究開発を促進するもの。
(注2)仮想化技術:1台のコンピュータの中に、複数の仮想コンピュータを作り、それぞれに別々の基本ソフトを入れて動かす技術。
1 日時
平成25年10月4日(金曜日)13:30~18:00
2 場所
静岡県立大学 経営情報学部棟4111号室
住所:静岡市駿河区谷田52-1
アクセス:https://icti.u-shizuoka-ken.ac.jp/access
(JGN-Xにて、岩手県立大学・高知工科大学に映像配信)
3 プログラム
演題:「ソーシャルメディアマイニングと防災・減災への応用」
講師:静岡県立大学ICTイノベーション研究センター長 斉藤 和巳 氏
II 特別講演
演題:「災害に強い情報通信技術の実現に向けた研究開発について」
講師:総務省情報通信国際戦略局 技術政策課 課長補佐 篠澤 康夫
III 事例紹介
1 静岡県:「静岡県における公共情報コモンズの取り組み(仮題)」
静岡県危機管理部危機政策課 主査 堀池 貞雄 氏
2 岩手県:「通常時に使えて災害時にも有効な情報通信ネットワークシステム 東日本大震災の教訓から」
岩手県立大学 副学長/地域連携支援本部長 柴田 義孝 氏
3 高知県:「南海トラフ巨大地震に備えた地域間連携医療情報ネットワーク」
高知工科大学 情報学群 教授 福本 昌弘 氏
IV パネルディスカッション
テーマ:大震災に活用できる耐災害ICTの実現に向けて
チェア:静岡県立大学ICTイノベーション研究センター 湯瀬 裕昭 氏
パネラー:
- 独立行政法人情報通信研究機構テストベッド研究開発推進センター
- テストベッド構築企画室長 住友 貴広 氏
- NTTレゾナントビジネスプラットフォーム事業部法人営業部門 担当課長 三浦 長 氏
- 特定非営利活動法人ゴーフォワードジャパン 理事・事務局長 大橋 裕司 氏
- 静岡県立大学ICTイノベーション研究センター長 斉藤 和巳 氏
- 高知工科大学 情報学群 教授 福本 昌弘 氏
4 主催等
- 主催:静岡県立大学ICTイノベーション研究センター
- 共催:岩手県立大学地域連携センター、高知工科大学、 東海総合通信局、東海情報通信懇談会
- 協賛:独立行政法人情報通信研究機構
- 後援:東海ラジカルネットワーク
5 参加費
無料
6 申込方法
下記のURLからお申し込み下さい。http://ai.u-shizuoka-ken.ac.jp/~yuze/bjs2013/